時間をお金で買うという流れに一言物申したい
お金で時間を買う
最近、よく耳にする言葉なので一度はみんな聞いたことがあるかと思います。確かに技術の進歩で実質的な時の流れは早くなっています。
連絡一つとっても、かつては手紙でやりとりが数日かかっていたのが、メールやLINEにより思い立ったらすぐに文字でやりとりができるようになっています。
電話も昔は人の家か公衆電話を探す必要がありましたが、現在はそんなこともなくポケットからスマホを取り出せば解決してしまいます。
ホリエモンをはじめ、多くの著名人やインフルエンサー的なビジネスマンも自分にしかできない仕事以外は外注することを勧めるなど、自分にしかできないことに時間を割くべきだと主張しています。
確かに僕もその通りだと思います。人生たった一度きりですし、インターネットの発達により、自分の気になることや知りたいことはいくらでも知ることができます。
よくTwitterの意識高い感じなツイートでもあるように、今の時代は行動することが重要なんだとよく目にします。
そんな時代だからこそ、時間をお金で買うという感覚は非常に重要になってきます。ネットショッピングや、栄養満点のデリバリーなど駆使をしていくべきです。
でもそんな世の中になり、ますますこの感覚が重要になっているからあえて言いたいです。
あなたの買ったその時間
本当にコスパいいですか？
ということで、今回は時間をお金で買う前に確認をしなくてはいけないのではと個人的に感じていることを書いていきます。
１ あなたの買った時間有効に使えていますか？
「時間をお金で買う」という以上、労働や投資などで得た対価である金銭を消費します。そして本来やらなければならないことを他の第三者、もしくはサービスにやってもらうわけです。
例えば、買い物にいく時間がもったいないということで多少高くてもネットショッピングを利用するということがありますよね。
いくらAmazonが安いとは言え、近所のスーパーと比べたら数十円高いものでしたり、割高になるものもいくつかあります。
ですが、買い物にかかるのは金銭的コストだけではありません。お店まで行くのにかかる時間と、そのお店で目当ての品を探す時間がかかります。
さらには特売や、値引シールの貼られていてついつい欲しくなってしまう無駄遣いの誘惑に耐えるための精神力や、知り合いにたまたまあって立話など、多くの時間と余計な出費による無駄遣いなど多くのコストがかかる可能性があります。
なので、そういった物理的に時間というコストがかかるのであれば目の前のパソコンで欲しいものをクリックして自宅にいる時間に届けてもらえばそういった時間をより有意義に使えるというわけです。
これを金銭に直すとしたら、例えばネットスーパーで米５キロ2000円で売っているとします。一方ネットスーパーでは同様の商品が2500円で売っているとします。
もし、近所のスーパーが徒歩10分で目当ての商品を探すのに5分弱、会計に数分かかるとしたら家に帰ってくるまでに約30分かかるわけです。さらに米５キロを運ぶのに体力も使うわけです（例えなので多めに見てください）
車を使う場合ですと時間に加えさらにガソリン代が加わります。
この手間をネットスーパーで買うということで解決した場合、あなたは30分とちょっとの時間を500円で買ったというわけです。ここからが重要です。
あなたはその買った30分を500円以上の価値があることに使えますか？
断言します！僕は使えません。どうせその30分もYouTubeみたり、モンハンやるとかで暇をつぶす時間の足しにしかできないと思います。
実際、時間がたくさんあっても資格勉強も全然できていないですし、ブログも全然更新できていなかったりですし（定期的に読んでいる方々申し訳ないですorz）
当然あなたはその30分を500円で買ったわけですからどう使うのかはあなたの自由です。その30分で500円以上の価値を生み出そうが個人的に500円以上に感じる楽しみのために使っても誰からも咎められません。
だけど、僕が言いたいのは買ってきた野菜をなんとなく買ってきて腐らせたらもったいないように、なんとなくで買っている時間があるんじゃないか？ということです。
野菜の場合は、買ったけどすぐには使わないなと分かったら、冷凍保存できますが、時間はそうには行かないです。
時間は保存ができないわけですから、野菜や鮮魚を買う以上にしっかりと本当に必要なのかを吟味して買うべきなのではないでしょうか。
２ 時間をお金で買う以上に重要なこと
そして、時間をお金で買うのも、野菜魚を買うようにきちんと吟味する必要があるんじゃないか。適当に買ったら腐ったり鮮度が落ちてもったいないということを主張したいのです。
そして、それ以上に言いたいことはお金を時間で買う以上その買った時間を有効に活用する術の方が重要なのではということです。
僕自身は時間の使い方が正直かなりの下手くそです。現在僕の給料は安いですが、ほぼ確実に定時にあがれる職場にいます。
一見自分の思うように時間が使えると思いますが、実際のところ有効活用できず、かなり空いた時間を無駄に使っています。
正直、給料で時間を買っていると割り切って働いているのですが少しも有効に時間を使えていないです。
なので、自分を律せなかったり漫然と生きている人は時間をお金で買う前に時間を有効に活用することを勉強する必要があります。
これは完全に僕のことです。なので今まででとてつもない量の時間をドブに捨てています。有効に時間を使うタイムスケジュール術とか知っている人がいたら教えて欲しいです。
３ 時間を有効に使えないなら誰かに売ってみるという提案
以前、このような記事を上げましたが、僕は人生の序盤においてはアルバイトをしてもいいと考えています。
確かに、インフルエンサー的なブロガーとかは、「バイトは時間の切り売り」、「バイトするよりも自分のスキルを磨こう」という方もいますが。
そもそもその人たちの主張って、時間を有効に活用できるという前提に成り立っています。僕のような時間も有効に活用できず継続的に勉強できない人にとってはなんの役にも立ちません。
それでしたら時間の切り売りでもして無駄にグダグダする時間を誰かに売ってお金に変えて今後のために使うように蓄えていた方がいいのではないでしょうか。
そしてバイトによって減った可処分時間を有意義に活用するために工夫をすることで時間を有効に活用する術を学んでいくきっかけになるのです。
そもそも、バイトは人生のスキルアップにならないと言いますが、人の習熟度や得意不得意はそれぞれです。そもそも社会に出る前提となるスキルが足りない人であればバイトだけでもスキルアップになるのではないでしょうか。
４ 時間を買うのは考えてからにしましょう
現在は、SNSの発達により多くの影響力のある方が自分の思い思い（もしかしたらマーケティングの一つかも）に発信しております。
そのため、「時間をお金で買う」という感覚もものすごい勢いで拡散され実際に行動に移している人も多いかと思います。
僕も時間をお金で買うことを意識はしていますので、多少高くてもAmazonなどで買ったりはしています。
しかし、新鮮な野菜や魚をお店の売り場で目利きして購入するように、時間についても本当にその空いた時間を有効に活用できるかどうかを吟味しながら買った方がいいのではないかということです。
もちろん考えるまでもない時間を買った方がいい例はあります。家を手に入れるのでしたら自分で一から作るより、大工さんに立ててもらった方が自分の時間が奪われないですし頑丈です。
これも自分の所有物になる住処を手に入れるための「時間」を買っていることになりますし、どう考えても誰かに建ててもらった方が効率的です。
しかし、様々なネットのサービスが登場したことにより1分単位で時間を買えるような世の中になっています。
そのサービスを利用する時、そのサービスでいくらの時間を買えてどれだけ有効活用できるのかを考える習慣がこれからの「時間をお金で買う」という世の中の流れで重要なのかなと思います。
今日はそんな感じでした。
以上で〜す。
