新卒で営業職を選ばない方がいい3つの理由
こんにちは、今日も就職に関係する記事について書いていきたいと思います。今これから就活に臨む人たちは、合同説明会やインターンシップもしかしたらすでに面接を受けている人もいるかもしれません。
そして、新卒で3ヶ月で営業職を辞めた人間がこれから就職する皆様にお伝えしたいことがあります。それは新卒で営業職に入ってはいけないということです。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは僕が営業職をディスっているわけでもないですし、嫌いなわけではありません。
寧ろ、僕は仕事の中でも最も尊い仕事であると考えています。マルクスの言う資本主義の「命がけの跳躍」を引き受ける仕事なわけですから、企業にとってはとても重要な存在です。
しかし、なぜ新卒で入ることをお勧めしない理由としては、営業職には社会人として様々な要素を求められ、それに対応する土台がないと厳しいからです。
特に高校大学で部活をはじめとした先輩後輩の上下関係や小社会で生きてきていない人間は絶対やめた方がいいです。
そこで今回は、新卒で営業職を選ばない方がいい理由について紹介していきます。
皆さんってコミュニケーション能力が高い方ですか?僕は自信があったのですが、新卒で営業職を選び見事打ちのめされましたORZ そして、需要と供給的な視点で見れば、単に営業職につきたいと言うのであれば募集は日本の至る所であると言う点です。 営業職全般に言えることですが、やはりものを売る仕事である以上売れなければ肩身が狭くなります。 このように新卒で営業職を選ぶのは、スキル面や新卒の性質と日本の社会上リスクが大きいです。 以上で〜す。 世界一の「売る!」技術 世界No.1セールスマンが明かす「必ず買わせる」テクニック 1 人と渡り合える力がないと土俵にも立てないから
最も、僕と付き合いの長い人は僕がコミュ力が低いことを分かっていたらしいです。
そして、営業で一番求められているだろうコミュニケーション能力はすぐに身につくものではなく、人生での経験や人に出会った数で変わってきます。
彼女作る一つにしたって(僕には今までいないのでなんとも言えないですが)その意中の女の子の性格や趣味、特性などに合わせてアプローチの方法が変わってきますよね。
そして、アプローチが初めての人にとっては手探りになり意中の子を射止める確率は低くなってしまいます。
ところが、百戦錬磨のリア充パリピであれば、過去に付き合ったりアプローチした似たようなタイプの女性について思い出してそれに基づいて作戦を立てることができます。
当然リア充パリピの人の方が成約に結びつく(デートするなり、その先なり)確率が高いわけです。
つまり、人と出会っている数が多くそれなりに付き合ってきた人間の種類が多い程自分の中の人間データベースが色濃くなっていくわけです。そしてこの人間データベースが膨大な人ほど、人対人の交渉時に勝利を手にする確率が高くなっていくわけです。
そしてこの人間データベースの精度とデータ量が多い人の方が営業職。特にBtoCの場合は有利に働きます。
つまり、僕はこのデータベースが少ない状態で営業に挑んだわけです。そりゃ相手のタイプも分からなかったら何も対応できませんし、結果が出ず辞めちゃいますよね。
ぶっちゃけ、営業に必要な知識なんて勉強すれば覚えられます。ただこの人間データベースは1ヶ月勉強すれば増えていくものではありません。人と出会い、対話し時にはぶつかっていくたびに増えていくのです。
なので、この人間データベースに情報が少ない人は、営業職に新卒カードを切るべきではないのです。
2 ぶっちゃけいつでも募集している
前回の記事でも書きましたが、日本の企業でも特に有名な大手はほぼほぼ新卒でなければ入社することはできません。つまり、新卒の就職において戦略的に重要なのは「いかに新卒でなければ入れないところに就職するのか」と言う点になります。
一方で営業職の場合、昇進などで多少の不利になるだけで中途での求人は結構あります。大企業で例を挙げると、日本郵便のかんぽ生命の営業職なんて結構中途で入る人が多いです。
つまり、新卒というプラチナチケットを有効に活用するという就職活動を行う人にとってはかなりコストパフォーマンスが悪い選択になってしまうということです。
最も前述した人間データベースに自身のある人や、比較的売り上げに対して強く言われず、長い期間をかけて育てていくというスタンスのBtoBの営業職であればそのまま就職するというのもありです。3 日本の社会では正社員でいた期間が重要な要素になっているから
ましてやBtoCの営業であれば、それが顕著で企業によっては上司に詰められたりします。そしてそれが苦になって辞めてしまうと職歴がわずか一年とかもしくはそれ以下というものを履歴書に書かなくてはいけなくなってしまいます。
どんな背景があれ、日本では正社員としての職歴が短い人には「何か問題がある」というレッテルが張られます。
これは転職時に大きなハンデになってしまいます。僕も転職時にこのことをかなり突っ込まれてしまいました。もちろん短期離職をちゃんとした理由にするノウハウもありますが、それについては別のサイトを見ていただければと思います。
そして短期離職が原因で採用を見送られることが増えてしまいます。たった数ヶ月しか社会に出ていないのと、全く社会に出ていない22歳では市場価値が全く違うということを覚えておきましょう。
つまり、わざわざ売れないことによる短期離職というリスクを新卒で背負うのはあまりにも勿体ないと感じます。自分の人間力に自信がないなら営業はやめましょう
しかし、営業職はリスクが高い面ハマれば同期の人よりも多い収入が期待できます。当然、収入にあまり興味がなく自分の趣味の時間を優先したいような人には魅力が半減になってしまいます。
とにかく、仕事は自分の望むものとライフスタイルに選んでいく必要があります。
話は戻りますが、自分のコミュニケーション能力に自信がない、正社員が見込めないそれでも高収入が欲しいという人には一つ道があります。それが大手自動車メーカーの期間工です。
僕も一度検討したのですが、ベーリング海のカニ漁ほどではないですが結構きついみたいです。
僕は大金を手に入れて目標に近づくために営業職を選びましたが、方法はいくらでもあるみたいです。なのでたくさん収入が欲しいという目的であっても様々な方法を模索してみましょう。そして自分の許容できるリスクを取りましょう。
リターンに対してリスクを負うのは世の常ですので、お互い気をつけて人生設計をしていきましょう!
今日はそんな感じです。
ちなみに僕は営業の勉強のためにこの本を読みましたが、知識よりも姿勢の方が大切だということを学ばせていただきました。