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マイナス思考も自分本位な考え方ということを学びました

 こんにちは、最近はプライベートで色々な発見や学びがある今日この頃です。
その中で最近知ったことは、自分のことを「どうせ俺なんて」とか言って卑下してしまうのも傲慢な考え同様、自分本位な考え方なのだということです。

 僕は基本的に「僕のような人間が、こう考えるなんておこがましい」なんて思っていたのですが、実はこれ、自分本位なプライドの高い考え方だとのことです。

 というわけで、今回は友達から指摘されました。「自分本位な考え方」について書いていきたいと思います。

 

 

1 なぜ、卑下しても自分本位なのか

 まず、これがなんで自分本位な考え方なのかというと、そもそも「どうせ俺なんて」って言っている時点で既に「自分」が主語に入っています。

 つまり、自分を高く見積もっても、低く見積もっても自分の主観でしか自分を判断していないというのは自分本位というわけです。

 そして、こう言った考えに至る人間は、相手の言葉や態度を考慮しないでこのような判断に踏み切っているのです。だから、「どうせ俺なんて」と自分を卑下するような人間は他人の発言や行動をみないで、自分の憶測や世界観だけで物事を考える自分本位な人間というわけでございます。

 

2 相手のことを見ていないということ

 そして、相手のことを見ていないということは実社会においても非常に苦労するということです。

 なぜなら、自分本位な考え方というのは、「相手がどういう言葉を発してそれがどういう意図なのか。だから、こういうことを相手が思っているから僕はこう動こう」という思考をしていないのです。

 なので、一般の人より頭を使っておりません。故に僕も頭を使っていないのでこのようなアドバイスを同級生から受けました。

 

3 じゃあどうすれば、相手の気持ちを推察できるようになるのか

 というわけで、自分本位な考え方が社会で生きていく上で生き辛くなる理由にもなるので、当然改善をしていきたいですよね。

 そこで友達から提案されたのが、「本を読む」ということです。

「え、なんか普通じゃ無い?」なんて思う事かもしれませんが、ただ読めばいいというわけではありません。

 具体的には、その本を何回も読み、登場人物の心情に共感し、自分なりの「どうしてこういう発言、行動に移ったのか」ということを考えるのです。

 そして、他のブログやウェブサイトなどで、自分の読んだ作品について感想、考察をしているページを読むのです。

 そうするとどうなるのかというと、人の気持ちだったり、他人の考え方が分かっていくようになるのです。

 そして登場人物の心情について共感、その心情に至った経緯を考察することで実際の人間と話した時、どのように考えているのか、どういう意図があるのかを推察できるようになっていくのです。

 なので、いわゆる自己啓発的なハウトゥーの書かれた本ではなく一般的な小説を読んだ方がいいとのことです。

 

4 友達のおかげで気づいた発見

 ということで、いかに自分本位な考え方が頭を使っていないのかということを書いたのですが、僕がわかったことは自分自身「相手の感情が理解できない」のではなく、「相手について何も考えていない」ということです。

 これには、目から鱗でした。正直僕は、自分のことをなんだかものすごい人間的な欠陥があるんじゃ無いかなんて思っていたのですが、それは単に何も相手に対して何も考えていなかっただけなのです。

 本当に友達には感謝しかないですね。そしてその友達は言っていました。「考えるだけでもカロリーを使うし、疲れる。」と

 つまり本来の頭脳労働は疲れるのです。だから事務職だったりオフィスワークが楽というわけでは無いのです。

 というわけで新たな気づきがありましたので、僕は早速、人と話すときは「この人はどういう意図があって発言しているのだろうか。」というのを意識して会話をしていこうと思います。

 そしてちゃんとデスクワークが終わったら、「頭がヘトヘト」になれるようにしていきたいと思います。

 そして、人間失格を題材にされたのですが(僕が愛読していたので)僕はどうやら人間失格というよりは、「思考不十分、高いプライドを添えて」と言った具合でした。

 今日はそんな感じです。

 

以上で〜す。

 

人間失格 (角川文庫)

人間失格 (角川文庫)