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中島に大人にされちゃった(*゚∀゚*) 沖縄の成人式が大人になるヒントに感じた今日この頃

 今更ですが、成人式が今年も行われましたよね。なんか、成人式の風物詩の「荒れる成人式」とか視聴率がとれるからか毎年取り上げられていますよね。

 そんなこんなでなんとなく、弟に勧められたツイッターアカウント「意識高い系中島」の中島さんの記事でこんなのがありました。

 

www.nakajima-it.com

 

 ツイッターで見かけたので、読んだのですがなんか色々と思うところがありました。
なんていうかこう、人間の精神的成長の難しさと「真面目に生きる?」ということが必ずしも良い大人になっていく要件でもないのかな〜なんてことです。

 ちょっと思うところがあったのでそれから少し成人式について調べていました。

 

1 たまたま見た沖縄の成人式のその後の特集

 まあ、僕も彼女もいないので休みの日とかは漫然とYouTubeなんか見てるんですが、そこで目に留まったのが沖縄の成人式で目立っていた人のその後を追ったという特集の動画でした。

 興味半分で見ていますと、みんなその後は看護師であったり、会社経営など少なくとも年収200万円以下の僕の生活よりも豊かで充実とした生活を行なっていました。
 さらに家族も設けていたみたいですのでとても幸せそうに見えました。

 看護師になった人はそもそも漢字が読めなかったみたいで、漢字を読むところから必死に勉強して今の職業に就いたみたいです。

 最後になんで沖縄の成人式は荒れるのかという質問を答えて特集が締めくくられていましたが、その答えが「子供としての最後の日だからはっちゃけたい」というものでした。

2 なんで、中高で一般的に素行が悪い人が落ち着くのか

 そこで真面目に生きて学校で校則を守り、大学などに進学して新卒で企業に入ったような人たちが疑問に思うところは、なんであんだけ悪さをしてきたのに、社会人として立派になって下手したら独立して自分たちよりも大人だったり稼いでいるのかということです。

 僕の考えですが、次の二つがあると思います。

  • 素行が悪いというのはある意味自主的
  • 散々やりたい放題やったから

 

素行が悪いということ

 これは親がやれと進めることはまずありません。つまり、多くの場合は自主的に素行を悪くしています。理由は反発したいからだったり、それがカッコいいことだと思っているからと理由はたくさんあるかもしれませんが、全て「自主的に」行なっているものです。

 人によっては周りに流されて服装を着崩していたりしますが、少なくともこういった中高生は自身の意思でやっている人が一定数います。

 自分が納得した上で行動し、色々な経験をしていくことが、精神的成長につながっているのかなと考えています。

 

やりたい放題をやりきることの重要さ

 これは、僕も体験したことがあるので多分あっていると思います。人というのは抑制されると後でその反動がきます。

 よく幼少期ゲームを禁止されていた人が親元を離れたと同時に猿のようにゲームをやり続けるようになったという話に代表されるように行きすぎた抑圧というのはよくありません。また、逆に抑圧されずにやり続けるとある時点で急にやらなくなったり興味がなくなることもあります。

 素行の悪い人がその後、所謂真っ当な人になるのは後者の作用があるのではないかと感じます。

 僕も先生や、親の言うことにはそれなりに従順でしたが、幼少期はかなりのワガママで欲しいものは何が何でも手に入れたい人でした。欲しいものがあれば、スーパーの床で買って買ってコールをするくらいだったと親からは聞いております。

 しかし、そんなこともあって今の僕はなんでもかんでも買って所有欲を満たしたいというものはほとんどなく、持っている物は少ないです。

 今では親世代も「散々ゲームは人をダメにする」と言っておきながら、猿のようにハマっているスマホゲームも、小学校の頃からずっとゲームをやり続けてたせいかそんなにハマっていません。

 ある意味、自分の抑圧していた欲求を全て出し切ると言うのも大人になる上で必要なことなのかもしれません。

3 ある意味許されるときにやりきっている

 おそらく、10代のうちって所詮は子供ですから、自分の心のわだかまりを全て吐き出していい時期なのです。

 心にあるモヤモヤとか色々なものを溜めなかったり、吐き出していくことがある意味真っ当な大人になる上で重要なことなのかもしれません。

 確かに、自分の所有欲を満たすために、買って買ってコールを公共の場でしたり、自分の収入の何倍もの買い物をするのは良い大人とは言えませんよね(汗)

 なんと言うかこう、中高でヤンチャしていたような人の方が、精神的成長に必要なイベントをたくさんこなしているのではないのでしょうか。

4 本当に良い子なだけでいいのか

 別に、悪いことを勧めている訳ではありません。ただ「良い子」と言うのは所詮大人の他者評価です。これは人によって大きく変わります。

 そして、貴重な自己主張をある程度の範囲で許される時期にただ徒に従順にしていると言うのは果たして自身の成長にとっていいのでしょうか。

 僕はかなり親や学校の先生に対して従順に生きていましたが、今でも「わだかまり」を抱えながら25歳を迎えています。職場でも「拗らせている」と言われるくらいですし(笑)

 何も今から内申書に響くようなことをしろとか、尾崎豊みたいになれと言うわけではなく、自分の「こうしたい」と言う気持ちを少し尊重して主張していくことが、大人になっていく上で大切だということです。

 その主張は、時にて自分本位なものであったり、論理が破綻しているかもしれませんが、10代の内にそれを親や先生に自分を主張しないという事は「親の手を汚したくないからオムツにう●こをしない赤ちゃん」のようなものなのかもしれません。

中途半端に大人になってから、周りに迷惑をかけるなら10代の内にぶちまけましょう。実際僕は拗らせ男で迷惑をかけていますし。

 僕は最近このことについて非常に後悔をしておりますORZ

 最近読んだはてなブログではお馴染みの「シロクマの屑篭」の熊代先生の著書

「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?なんかにもあるように、強制的に社会の一部に組み込まれることもなければ、誰もが人の親になれる時代でもないことを考えれば、10代のワガママや自分勝手も精神的成長の要素になっているのかもしれないですね。

 最近は自分の精神的未熟さを痛感しているので、色々と思うところのある今日この頃です。

以上で〜す。

 

盗んだバイクで走り出すのは犯罪ですので、曲を聴くだけで我慢してください。

15の夜

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