【日雇い体験談】 ホームセンター荷物仕分けで気づいた大切なこと
また、日雇いの思い出を思い出したので、紹介したいと思います。
今回紹介するのは、物流拠点でのホームセンターに届ける商品の仕分けです。
「なんか楽勝じゃね?」なんて思う人もいるかもしれませんが、とんでもない。
腕がパンパンになって、もう大変おまけに時給も半端なく安いしORZ
だけど、この現場ではとても大切なことを一つ教わりました。
きっかけはまた一本の電話
まあ、仕事を辞めた直後は都合の良いクソニートだった訳で毎回派遣会社から電話がかかってくるんですよ。
そんで、この仕事を紹介されました。最初に力仕事だとは話を聞かされていたので覚悟はしていたのですがまさかここまでとは思わなかったです。
気になる業務の内容は
業務内容は非常に単純でフォークリフトで運ばれたホームセンターに届ける荷物をベルトコンベアにのせるという非常にシンプルなもの。
しかし、これがまた大変!ホームセンターの商品ということもあり、日用品の他にも大型の家具なんかも運ばれてくるので、ベルトコンベアにのせるのも一苦労なのです。
最初は楽だったが、時間が経つにつれて地獄に
いやね、トイレットペーパーとかばっかりだったらいいですよ。とてつもなく軽いですしラクラクですよ。
でもね合間合間に入ってくるんですよ。
生コンが
これがクッソ重いんですよ。マジで半端ない。僕が運んだのは、30キロ近くあるのでもう大変。これを1時間続けると、手に力が入らなくて持つことができないんですよORZ
そのほか、大型の棚など10キロ以上ある商品のオンパレード、もう阿鼻叫喚。
そうやっているうちに、他の荷物がフォークリフトやトラックから運ばれてくるのでどうにもならなくなっていくORZ
そんな時に、思わぬ救世主が
「もうダメだ。こんなの運べねぇ〜」と絶望に打ちひしがれたていた時、突然隣のラインでベルトコンベアに商品を運んでいたおじさんがヘルプに来てくれたのです。
このおじさんがすごくて、僕が必死になって運んでいた生コンや、棚などの家具を軽々と運ぶんです。年齢は70歳?くらいでしたので僕はショックが大きかったのと同時にどうして運べるのか不思議でしょうがなかったです。
そして生コンなどの山場を超えた後に、そのおじさんに言われた言葉があります。それが
「コツがあるんだよ、これには( ´∀`)」
こ、コツ〜∑(゚Д゚)、この単純な業務に。
でも事実、何10キロもある荷物を軽々と運んでいるので、あるんでしょうコツが。
いや〜20代前半のヤングな僕が運べなかったんでショックは大きかったです。
どんな作業も頭を使うし、工夫の余地があるという事実
とまあ、この作業を通じて割りに合わない賃金と、激しい筋肉痛を派遣先からいただいたのですが、それよりも勉強になったのは、どんな単純作業にも工夫できる余地があるということです。
よく、肉体労働者の人達の仕事を「誰でもできる仕事」とかいう人がいますが、そんなことないですよ。
この辛い業務を毎日こなしていくために単純な作業とはいえ、現場では工夫をしながら行っているのです。いきなりズブの素人がやったら筋肉痛どころか体にダメージが入りますよ!
ということで、どんな些細な作業であっても舐めてはいけないですし、工夫する余地はいくらでもあるのです。そんなことを僕はこの荷物仕分けで身にしみました。
以上で〜す。