メルカリヤフオク宿題代行問題から見る、今後の夏休みのあり方
とうとう、文部科学省が本格的にこの問題に切り込んできたみたいですね。
やはり、ネットの普及した現在になるとこんなことも、ビジネスになるのですね。昔、弟が同級生の代わりに読書感想文を書いて、見返りに小銭や、シャーペンをもらっていたのが可愛らしく思えます(笑)
今の子供は昔の子供と比べて忙しいですからね、たくさんある宿題なんて終わらないですよね。
そして何よりこの問題についてふと思ったことは夏休みの宿題の形も時代遅れになってんじゃないかということです。そもそも、本当にやりたい学びであれば宿題代行なんて使わないはずではないでしょうか。
アサガオの観察は、毎朝早起きして水をあげて、日記をつけるのは苦行でしょうがなかったですが、昆虫採集とかは夢中になってやったような経験ってありませんか?
そこで今回は、自由研究の遅れている点を考察していきます。
- 1 あらかじめ答えをもらうような薄いドリル
- 2なんだかごちゃごちゃと渡される課題
- 3なんやかんや言って親の手がある。
- でもそもそも夏休みって何よ?
- 時代が変わったんだから宿題のあり方も変えるべき
- 結論:やっぱり夏休みの宿題ってなくてよくね。
1 あらかじめ答えをもらうような薄いドリル
最初にみんな渡されましたよね。僕の小中学校は答えを渡されていなかったのでちゃんとやりましたが、あのドリルってやる意味あるのでしょうか。
多くの小中学生が塾通いをしているのを考えると、ただでさえ夏期講習が忙しいのに邪魔でしかありません。
2なんだかごちゃごちゃと渡される課題
あんな、急にいくつか選択肢があってこの中から2つ選べと言われた読書感想文や、ネットの題材を真似したような自由研究をやらせるって本当に子供のためなのでしょうか。
せっかくの長い休み期間をそんな形式張った課題のために時間を使うのは勿体無くないでしょうか。
3なんやかんや言って親の手がある。
小・中学生の課題って本当に全部やっているんですか?これを読んでいる人も、なんだかんだ言って親にやってもらっていませんでしたか?
結局、誰かに夏休みの宿題をやってもらうという行為は、昔が近くの大人で、現代がお金を使ってネット越しの誰かに頼むという形に変わってきただけではないでしょうか。
それであれば、タイトルのニュースであった問題については根本的な解決とはなっていないのではないでしょうか。
でもそもそも夏休みって何よ?
ていうか、夏休みってそもそもなんなのでしょうか?やはり明確な目的があるのかなと思い、調べて見るとこんな記事が。
なんと、法律で明治14年に定められて開始されたという事実はあっても、なんで始め
たかという明確な目的はよく分からないとのことです。
つまり休みの期間を定めたことを除けば、特に宿題を課さなければならないということは根拠がないということです。
結局、この長い期間子供たちが時間を持て余し、道を外さないようにしたり、次学校に来た時に勉強内容を忘れないように課題を設けたのではないのでしょうか。
時代が変わったんだから宿題のあり方も変えるべき
そしてよく日本の教育制度は昭和からほとんど変わっていないということを、記事やテレビでよく見かけますが、細部のコンテンツである宿題も変わっていないような気が
します。
昔であれば、与えられたことを言われた通りにやれる人が良しとされる世の中でした。しかし現在は人生にレールもなければ、自分でどう生きるのかを考えて、戦略的に行動をしていかなければなりません。
それであれば与えられたものをこなすだけの夏休みの宿題というものは時代に即してはいないのではないでしょうか。そこで、今後の夏休みの宿題のあり方について考えてみました。
特技を伸ばす、夏休みコンテスト
趣味や育て方が、多様化している現在、親の種類も無数にあれば、そこで育った子供の趣味や特技は千差万別です。それでしたら、夏休み前に事前に自分の特技や長所を伸ばすための課題を設定し、夏休み終了後その課題を生徒の前で披露するような行事を設けて見るのはいかがでしょうか。
現代はなんでもこなせるよりも尖がった個性がある方が生き残りやすい時代です。自分の特技、やりたいことを磨く時間に夏休みを使わせていきます。
長期休みを活かした7泊8日の大人と一緒にワークショップ
特技があったとしても、社会で生きて行くのには協調性が必要です(自分は持っていないORZ)
そこでこの期間を活かして一つの課題に対して答えを見い出すためのワークショップを行います。できれば全く接点のない人たちで行なっていきます。そして何よりも、接点のない大人の人たちと交流を深めて行くことで、社会に出るといろいろな人間がいるということを直接知ってもらうのです。
でも、自分でちょっと読み返して見るとなんか違うような気もするし、すでに誰かが、実践してるような?なんかこれって子供のためになるのか?
結論:やっぱり夏休みの宿題ってなくてよくね。
やはり、一個人では教育のあり方について語ることは難しかったですORZ
しかし、一つ言えるのは今の子供は昔の子供よりも、自分の考えもしっかりしてるし、優秀だと思います。親も学校も少しやるものを押し付けるのではなく、自由に子供のやりたい学びを応援してもいいのかなと思います。
そして僕から言えることは今しかできない経験を子供達にはしてもらいたいなと思います。ちょっとした冒険や会ったことのない人たちとの交流を通して、立派な大人になるための糧にして欲しいと思います。そして自分の生き方や価値を見出して言ってくださいね。どんなものであっても使い方を見いだすのはあなた次第です。
tanilistmistvalley.hatenablog.com
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僕みたいな大人にならないように頑張ってね💫