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高卒ってデメリット? 中学生から始める生存戦略 高卒のメリットデメリット

「高卒だったら肉体労働だぞ、お先真っ暗だo(`ω´ )o」

 

 

 僕は中学校時代、よく父親と祖母に言われながら勉強させられてきました。

なぜ、この人たちは職業や学歴で差別をするんだろうと思いながらも僕は親が怖くて、勉強をやり続けました。

 

 「まあ、そんなに勉強したのに、ほとんどの人が落ちないような大学へ進学したんですけどね( ・∇・)」

 

  そして現在、東京都の生活保護費より少ない給料でやりくりしながら、ひとり暮らしを行っています。

 誇りを持って取り組むことのできる職場にはいるのですが、雇用形態、給料の金額は父親のいう「お先真っ暗」な状態におります。

 

 しかし、ひとり暮らしをして気づいたのは、別に12、3万円あれば地方ならなんとか生活ができるということです。もちろん、将来や不足の事態に備えるのには足りないですが、生き延びることはできます。

実際問題、年収100万円の豊かな節約生活術 (文春文庫)

という本にもある通り、東京大学を卒業しているにも関わらず、年収100万円で楽しく生きているような人もいます。

 

 そんな生活を行なっていて、ふと思ったのですが、高卒ってそんなに悪いのでしょうか。大卒の人も大学に400万円から、1000万円近く払うことで得られるメリットをきちんと享受している人はどれぐらいいるのでしょか?

 そんなんで今回は高卒のメリットをまとめて行きたいと思います。

 

 

 

1:進学先の高校によっては大手企業就職の道がある。

 一番はこれですね。進学する高校によりますが、工業高校などの専門性の高い学校には、大卒ではとてもじゃないが就職できない狭き門の企業にも入社できるチャンスがあります。
 僕の住んでいる場所の近くにある工業系の高校ですと、それなりに真面目に勉強して生活態度が良い人には、このような企業に入社できる可能性もあるのです。

 

カゴメ東京計器ブリヂストンエバラ食品工業

・初任給から20万円以上の手取りの地元有力建設会社 etc

 

 最後は、ローカルな会社なので社名は伏せましたが、カゴメをはじめ東証1部に属するような大企業に入社することができるのです。よく父親は「高卒と大卒では給与体系が違う」と言いますが、それは日本経済上位に位置する企業で働いている人と比較した場合です。
 地方の大学で特に専門的な知識を詰めないでも入れるような企業と比べても最初の給料は負けるかもしれませんが、福利厚生をはじめ、社内教育など社会人生活を始めるには手厚い土壌が整っています。
 

 そして何よりも、今後転職する際に、あの大企業の名前を書くことができるんですよ。しかも正社員として。工場勤務かもしれませんが、ネームバリューが大好きな日本での転職活動には大きなアドバンテージかもしれません。

 

2公務員試験において国家第三種を4年間受け続けることができる。

 「そんな誰もが、大手企業に入れるわけ無いじゃん」と言っている方!

確かにその通りです。しかし高卒が就職に有利なのは民間だけではありません。

公務員試験においても、高卒の人しか受験できない区分があるのです。

 

 それが、国家三種という枠です。霞が関にそびえる中央省庁、国家公務員の高卒枠ですね。確かに給料は大卒の公務員の方に負けますが、待遇は大卒と同様の手厚い待遇です。配属先は省庁の出先機関が多いですが、チャンスがあればもしかしたら東京の霞が関で働くこともできるのです。

 

   難易度も大卒の人も受ける国家二種と比べれば比較的入りやすいですし、中学校の段階で大学受験を視野にいれつつ、公務員を目指しているのであれば受けて損は無いです。しかも現役であれば、受験勉強を行なっているので公務員試験とのシナジーもあります。また、自治体によっては高卒大卒の区分を設けていない地方公務員募集もありますので、市役所や町村の役場も狙うことができます。

 

3早いうちから社会人経験をすることができる

 これも中々のメリットです。やはり社会に出ると暗黙の了解や、「知っていて当然でしょ」というルールがあります。そんでもってそのルールは本などには書いてなく、職場の雰囲気や、業界など環境が要因により生成され無数に存在します。

 若いうちであれば、ある程度の失敗や無礼も許されるという特権を活かし、自分の糧にできるというのは本当に大きいです。実際問題、ほとんど社会に触れず言われるがまま進学してきた自分には、社会的接点が足りず、人に「本当に子供みたいだね」と言われる始末ORZ

   25歳の僕も人生の先輩から見ればまだまだ若いようですが、客観的に自分を見てもかなりイタイ人間と理解しています。なんで、ティーンエイジャーから社会の海に溺れて経験を積めるというのはいいのでは無いのでしょうか。勿論、高校生時代にバイトをしたりしても普通に社会を知ることができます。O

 

一方で高卒にもデメリットが

 散々、就職先で良いところに行けると綴りましたが、実はデメリットもあります。
しかし、重要なのは物事は全て表裏一体であることを理解し、その事実が自分にとってどう転がるかを判断する必要があります。ではデメリットの紹介をします。

 

1大卒以上の求人に応募できない

 これは、まあしょうがないですよね。しかし大卒以上が要件だからと言って必ずしもいい待遇とは限りません。雇用主にも様々な考えがあって、人事に採用条件を決定させているだけで、必ずしも大学を卒業しなきゃできないような仕事という訳でもないからです。ただ、自分が本当にやりたいことが見つかった時に大卒以上の求人しかないと絶望してしまいますよね。
 

 しかし、本当にもしそれがやりたい仕事であれば一度大学に進学をしてもいいのではないのでしょうか。貯金を切り崩し、やりたいことに向かって進むのはとても素晴らしいことだと思います。「宮崎をどげんとせんといかん」で有名な東国原元宮崎県知事も謹慎中、政治家を志すために、早稲田大学政治学部へ進学したのは有名なお話ですよね。何も現役時代に大学受験をすることが全てではないのです。

 

2様々な業界の世界を知ることができない。

 これは、社会的接点に通じる話なのですが、やはり最初の職場で慣れてしまうと他の職場や業界には居心地も良くなってくることからも、行きづらくなってしまいます。
 

 業界が変わるということは、仕事中の世界が変わりますし、転職をすると人間関係がまた一からやり直しになります。そのため中々他の業界や仕事を知るという機会が少なくなります。
 

 一方、大卒であれば学生時代に日雇い派遣を利用するなどして、様々な世界や人間を知ることもできます。僕も最初の仕事を早期退職して1年間ほど行なっていたのですが、本当に多くの人間や職場環境に出会えました。そのことについても記事にしていければなともいます。

 

 

大学を卒業するとレールから放り出される時代は終わった?

 日本で有名な起業家の堀江貴文さんが、近畿大学卒業式で行なった有名なスピーチで卒業生に向けて大学を卒業したらレールのない道を歩いていくことになると言っていましたが、もしかしたら義務教育終了から、レールがないのかもしれません。
 

 なんとなく友達が行くからという理由で高校に行くのも人生においてはある意味危険な選択になりつつあります。自分の目指すライフスタイルを見定めながら、高校や大学を選び、高校在学中の就職活動や、公務員試験、はたまた起業。もしかしたら既存の生き方に囚われない第三の生き方を考えて行く必要性が出つつあります。


 中学校の段階で勉強がやだなと思えば、自分の出来る範囲で最低限の勉強をすればいいと思います。大学を卒業するということが社会で安定した生活をする術ではありません。そもそも安定が嫌いな人だっているはずです。高い給料よりも、のんびりと暮らしたい人だっています。シマウマはライオンのようには生きられないし、ライオンもシマウマのように生きることはできません。みんな生まれ備わったものに従って生きています。

 

そしたらもうやることは一つです。

「中学校の段階でどう生きたいのかを見出し、人生を考えて行く」

 それと、生きているとその時にやっておかないといけないイベントはたくさんあります。ゲームでいうシナリオが進行すると二度と手に入らない系のアイテムが人生には結構あります。(最近はゲームで少なくなりましたよね)
 自分がどうやって生きるのかを考えながら、今しかできない経験や挑戦をしていって欲しいです。

そんでもって、自分のライフプラン、生存戦略を立てていってください。

   

とりあえず、僕はこのブログを書きながら公務員試験を受けて見ます。筆記は受かるのですが、面接が受からないORZ

 

追記:無事に落ちてしまいました❤️ 次回に期待ORZ